【国際女性デー】現場で奮闘する女性リーダーのためのイベント「Management Success Hub for Women Leaders」開催レポート

マネジメントサクセスプラットフォーム「mento」を提供する株式会社mento(本社:東京都港区、代表取締役:木村憲仁、以下mento)は、国際女性デーに向けて、2026年3月6日に女性リーダーを対象としたイベント「Management Success Hub for Women Leaders 〜女性リーダーの可能性をひらく〜」を開催いたしました。
その内容をハイライトとしてお届けします。
開催背景
mentoはこれまで、管理職に1on1で伴走するコーチングと、管理職の過負荷をAIが分担する仕組みを通じて、誰もが持続的にチームで成果を出せる"マネジメントサクセス"の実現を支援してきました。
私たちが向き合ってきたのは、管理職が日々の現場で直面する葛藤や迷い、そしてチームで成果を出し続けるためのマネジメントのあり方です。
女性が意思決定の場に立つことが、社会でも企業でも「特別なこと」ではなくなりつつある昨今。一方で、肩書きが変わったその日から、期待・責任・プレッシャーが一気に押し寄せ、ひとりで抱え込んでしまう女性リーダーも少なくありません。
本イベントは、そんな「いま、現場で奮闘している女性リーダー」が、自分をすり減らさずにチームを前に進めるための1日として開催しました。
イベント内容
主催者挨拶
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本イベント主催の株式会社mento 取締役副社長 丹下 恵里の挨拶からスタート。
丹下自らの経験も踏まえ「管理職であり続けることは登用されるよりずっと大変」と語ります。8万時間のコーチング実績から見えた女性管理職のリアルな葛藤や、意識調査による支援のギャップを共有。
「どうすれば女性管理職という存在が定着し、さらに飛躍していけるのか。本日は心強い登壇者の皆様と一緒に、考えていきたい」というメッセージで、イベントの幕が開きました。
【ゲストセッション1】池田 めぐみさん
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最初のセッションでは、筑波大学 ビジネスサイエンス系 助教で『チームレジリエンス:困難と不確実性に強いチームのつくり方』(日本能率協会マネジメントセンター)共著者の池田めぐみさんが「疲弊するリーダーを立て直すチームレジリエンスの設計図」をテーマに登壇。困難が生じる構造やリーダー個人に依存しない乗り越え方をひも解きながら、チームで備え学び続けるためのポイントを解説いただきました。
チームレジリエンスとは、リーダー一人が頑張るのではなく、役割分担やルールを見直しながらチーム全体で困難を乗り越える力のこと。研究から導かれたチームレジリエンス3つのステップも紹介。
根性論ではなく仕組みで乗り越えることがチームレジリエンスの本質であり、チームに起こりやすい困難のパターン「チームの持病」を言語化して事前に備えることが、強いチームの条件として強調されました。
パネルディスカッションでは、「自分をまずケアすることがチームパフォーマンスにつながる」「一人で抱え込まず、他社の仲間ともつながりながら乗り越えていってほしい」というメッセージが届けられました。
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【ゲストセッション2】勅使川原 真衣さん
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続いてのセッション2では、組織開発コンサルタントで『組織の違和感』(ダイヤモンド社)著者の勅使川原 真衣さんが「違和感はリーダーの武器になる〜『組織の違和感』から学ぶ、チームを動かす観察力〜」をテーマに登壇。「能力を評価する」視点から「持ち味を観察する」視点へシフトするためのヒントを解説いただきました。
「違和感」とは、自分が大事にしているものと周囲のずれが表出した瞬間。なかったことにすると“発酵”して大きなずれになるが、拾い上げると組織を前進させるジャンプ台になります。
また、管理職が疲弊する原因は、「こうあるべきだ」「これはダメ、あれもダメ」と言われる一方で、「あなたはそのままでいい」「あなたらしさが一番大事」とも言われるような、矛盾する言説に両手両足を引っ張られる「どっちやねん状態」にあると指摘。しかし、同時に“唯一の答え”が無いことにも触れ、答えは変化するものであり、むしろ変わることが良いことと勅使河原さんは言います。
後半は、チームパフォーマンスを決める要因として、「能力の高低」ではなく「持ち味をいかに組み合わせるか」へのシフトが重要であり、料理や車のメタファーを交えながら、持ち味を観察するツール「ソーシャルスタイル」が紹介されました。
パネルディスカッションでは、違和感との向き合い方やソーシャルスタイルの相性がよくない組み合わせ同士のコミュニケーションなどについて掘り下げて言及。「違和感は十分に武器になるし、人と違う視点を持てることは競争優位にもなる」と主張し、参加者を勇気づけました。
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【ゲストセッション3】ブランスクム 文葉さん
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最後のセッションでは、Fleurinary株式会社 代表取締役で、InnovateHer Tokyo、APT Women など国内外のプロジェクトを手掛けるブランスクム 文葉さんが登壇。「違和感をヒントに、しなやかなチームをつくる女性リーダーのあり方〜女性リーダーの可能性をひらくワークショップ」を開催しました。
前半は講演が行われ、「女性が頑張れば変わる」ではなく、ジェンダーギャップの根本は才能ではなく構造的問題にあると解説。女性取締役比率や女性起業家への投資の偏りは、社会規範・文化的圧力による「機会の不平等」の結果であると語ります。そして女性リーダーの必要性は倫理論ではなく経営戦略として論じられ、「AIが台頭する時代に女性の感性を活かせない会社は選ばれなくなる」と指摘しました。
後半はNVC(非暴力コミュニケーション)をベースにした「エンパシーサークル」ワークショップで、参加者が4人1組となって「一歩踏み出せない見えない鎖」を言語化しました。まずは一人ひとりの話を、アドバイスも評価もせずに傾聴し、そのうえで、「私はこう感じた」と話者がどんな感情を持っていそうかを自分主語で伝え合っていきました。
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【ワークショップ参加者の感想】
- 実は自分には「見えない鎖」があまりないと思っていました。ただ、周りにそういう鎖を感じている仲間がいることに気づき、それもある意味では自分にとっての鎖なのかもしれないと感じました。
- テーブルで盛り上がったのは、男性と女性の自信の持ち方の違いについてでした。男性は「これくらいなら自分でもできるだろう」と自信を持って挑戦しているように見える一方で、私たちはそこまで自信を持てずに悩んでしまうことが多いのではないか、という話になりました。
- 女性は成果を上げてから評価されることが多い一方で、男性は評価される前に機会を与えられていることが多いのではないか、という話も出ました。そもそものスタートラインが違うのではないか、という気づきがありました。
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登壇者
勅使川原 真衣さん
組織開発コンサルタント
東京大学大学院教育学研究科修了。外資コンサルティングファーム勤務を経て組織開発コンサルタントとして独立。2020年から進行乳がん闘病中。新書大賞2025にて第5位入賞、HRアワード2025書籍部門入賞の『働くということ』(集英社新書、24年)他、著書多数。 近著に『「働く」を問い直す』(日経BP)や『組織の違和感』(ダイヤモンド社)、『「頭がいい」とは何か』(祥伝社新書)などがある。新聞や雑誌での連載のほか、文化放送武田砂鉄ラジオマガジンでも発信している。
池田 めぐみさん
筑波大学 ビジネスサイエンス系 助教
東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。東京大学社会科学研究所助教などを経て2024年より現職。研究テーマは、職場のレジリエンス、若手従業員の育成。共著書籍に『チームレジリエンス:困難と不確実性に強いチームのつくり方』(日本能率協会マネジメントセンター)、分担執筆書籍に『ジョブ・クラフティング:仕事の自律的再創造に向けた理論的・実践的アプローチ』(白桃書房)など。
ブランスクム 文葉さん
Fleurinary株式会社 代表取締役
人と組織が本来の力を取り戻し、次のステージへ進むための環境をデザイン。持続的な成長へとつなぐ仕組みづくりに注力。InnovateHer Tokyo、APT Women など国内外のプロジェクトで多様なステークホルダーをつなぎ、挑戦が連鎖するプログラムとコミュニティを構築。起業・リーダーシップ領域の実践をもとに、企業・行政・起業家といった枠を越えて自己変容を促す場を創出。Prospera Women 日本代表、All Bridge株式会社 社外取締役、グロービス経営大学院MBA。
丹下 恵里
株式会社mento 取締役副社長
東京大学文学部卒。リクルート初の新卒で「NewRING」グランプリを受賞し新規事業開発や海外スタートアップ支援に従事。メルカリにてマスマーケティングやプロダクト開発で上場前の事業成長に貢献。2019年、mentoの創業時に参画。女性管理職100名聞き取り調査を実施中。自身もプロコーチとして活動。
株式会社mentoについて
「夢中をふつうにする」
情報があふれ、無数の「正解」が手に入るこの時代だからこそ、人が自分らしく夢中に生きることをふつうにしたい。 私たちは世の中を人間のこころから変えていく挑戦を進めていきます。
【会社概要】
会社名:株式会社mento(メント)
所在地:東京都渋谷区渋谷2-11-5 クロスオフィス渋谷メディオ7F
代表取締役:木村 憲仁
設立日:2018年2月
事業内容:
管理職コーチ「mento」の開発・運営 https://mento.jp/
個人向けコーチングサービス「mento」の開発・運営 https://i.mento.jp/
コーポレートサイト: https://mento.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ窓口】
株式会社mento広報担当:岩田・坪井
アドレス:press@mento.co.jp


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