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AIによる自動要約で、忙しい管理職のコーチングの振り返りと行動変容を促進。「mento for Business」にて、「AIサマリー」提供開始
AIによる自動要約で、忙しい管理職のコーチングの振り返りと行動変容を促進。「mento for Business」にて、「AIサマリー」提供開始

企業の管理職に向けたコーチングサービスを提供する株式会社mento(本社:東京都渋谷区、代表取締役:木村憲仁、以下mento)は、法人向けビジネスコーチング「mento for Business」において、大規模言語モデル(LLM)を活用した新機能「AIサマリー」を追加することをお知らせいたします。

「AIサマリー」は、コーチングのセッション後に自動で要約を作成する機能です。コーチングの振り返りやセッション前の準備になかなか時間を割けない忙しい管理職へ向けて、できる限り手間や負担をかけずに、より効果的にコーチングを活用いただくことを目的に開発いたしました。今後は「mento for Business」の基本機能の1つとして、既存クライアント企業さまより順次提供を進めていく予定です。

引き続き、mentoでは「コーチングとテクノロジーの力によって日本の主観的ウェルビーイングを世界No.1に」をミッションに、サービスの開発・アップデートに取り組んでまいります。

開発背景:忙しい管理職の負担を減らしながら、コーチング効果の最大化へ

昨今では、「管理職は罰ゲーム」と揶揄されるまでに管理職に課せられるマネジメント課題や業務量が多く、そこから生まれる悩みは多岐にわたります。また、「世代間ギャップ」「部下のメンタルケア」「離職の増加」などから管理職に気配りや配慮が期待される場面が増え、「感情労働」の負担増も問題視されています。

そんな管理職への新しい支援として、mentoのビジネスコーチング「mento for Business」は数多くの企業さまに導入いただいています。ビジネスコーチングとは、目指す状態の実現に向けて、個と組織の行動変容とパフォーマンス向上をサポートする1on1の対話プログラムです。対話は、第三者の立場であるプロコーチとおこない、mentoが抱える200名のコーチから個々人に合ったコーチがマッチングされます。

コーチングの価値を最大化させるためには、「課題・目標の言語化→実践→経験・学び→内省」のサイクルを回していくことが重要です。新機能の「AIサマリー」は、このサイクルを“誰でも” “スムーズに” 回していけることを目的に開発いたしました。

AIサマリーの機能について

「AIサマリー」では、コーチングセッションを録画し、人の目・手を介さず自動的に要約を作成します。忙しいなかでもできる限り短時間で効率的にセッションを思い出せる要素を検討し、「セッションの要点」「コーチと約束した行動」「キーワード」などで要約を構成しています。

動画URL:https://youtu.be/V01GSPhNPjc

<活用方法>

  • 手元でメモを取る必要がなくなり、コーチとの会話に集中することができます
  • セッション後、話した内容やコーチと決めたアクションの振り返りに役立ちます
  • セッション前に前回話したことを思い出したり、コーチと話すテーマを考える際に活用いただけます

AIサマリーによってセッション間に連続性が生まれることで、着実な行動変容へと繋がりやすくなることが期待できます。

※データの取扱について:以下の情報を取得できるのは、コーチング受講者とコーチのみです。コーチング実施企業をはじめとする第三者が取得することはできません。

・個人が特定できる状態でのセッション内容に関する情報

 ・コーチングセッションのローデータ(動画・音声・文字起こし)

 ・AIサマリーによって作成された要約データ

「AIサマリー」開発に関するコメント

プロダクトマネージャー・荒井隆之(あらいたかし)

プロフィール:CtoCマーケットプレイスやFintechなど、toCサービスのプロダクトマネジメントを10年以上経験し、2022年にmentoに参画。主に「mento for Business」のプロダクトマネジメントやUXリサーチを担当。

mentoとして初めてLLMを活用したプロジェクトということもあり、これまでにない不確実性を経験しました。コーチにも協力いただき、社内におけるテストと改善を数十回と繰り返すことで、要約のフォーマットや精度について、チームとして納得できるクオリティでリリースできました。

コーチングセッションの振り返りや事前準備は、「多くの人が必要性を感じながらも、うまくやれていない課題」です。AIサマリーがあることで、mentoは管理職のパフォーマンスの安定や向上に今まで以上に貢献できるようになると思っています。


データサイエンティスト・杉浦太樹(すぎうらたいき)

プロフィール:新卒でリクルートに入社後、データを用いた活用戦略の策定、分析開発に従事。2022年にmentoに参画。コーチングの効果計測・効果最大化を目的として、データ活用の戦略策定・サービス設計及び分析を推進。

コーチングプロセスにおいてコーチとの対話を通じて蓄積されるデータは、各セッションの深い洞察だけでなく、思考の構造化や、コーチング期間全体を通じての変化の可視化、気づきの可視化ができるようになるなど、忙しい管理職の方々に対する行動変容の支援として、さらに大きな価値を生み出すと考えています。

もちろん、mentoはこの過程においてコーチングにおける守秘義務の重要性を十分に理解し、厳守しています。今後もユーザーのプライバシーとデータの安全を最優先に考えながら、コーチング体験の質をさらに高めていきます。
AIサマリーは、コーチングの価値をより深めるために開発した機能の1つにすぎず、今後もデータを活用して新たな機能を順次リリースしていく予定です。

mento登録コーチ・浅井宗裕(あさいむねひろ)

プロフィール:mento登録コーチ/国際コーチ連盟認定コーチ(PCC)。メルカリ経営戦略室・人事戦略マネージャー。前職はヤフー・Zホールディングス(現LINEヤフー)で12年間、プロダクトマネジメントと経営戦略を担う。

はじめは、受講者にとってもコーチにとっても、「録画をすることによる抵抗感があるのでは」と思っていましたが、実際に使い始めてみると「全くそんなことないな」というのが正直な感想です。録画データは受講者とコーチとの間に閉じられるということですし、そのうえで、AIがセッションの内容を要約をしてくれるのは心強いです。より一層、セッションの「中身」に集中することができます。

我々コーチが提供するセッションは、あらかじめテーマがはっきりしていることもありますが、そうでないことのほうが多いです。当然、取り扱われる内容の抽象度や解像度も千差万別です。要約を機械に任せるハードルが、そもそも高いと思います。

現段階からAIのサマリーに完璧なクオリティを期待するよりは、これをきっかけに、今までよりももっと意識的にセッションを振り返ることができるようになる、そんな使い方が効果的なように感じています。テクノロジーの進化は時間の問題だと思いますので、今後の伸びしろにとても期待しています。

mentoが提供するコーチングサービスについて

あらゆる悩みを抱える方々に40,000時間以上の上質なコーチング体験をお届けしています。

【法人向けビジネス・コーチングサービス「mento for Business」】

リーダーの意志とオーナーシップを引き出し、組織の力に変えるための法人向けビジネスコーチングサービスです。「mento for Business」サービスサイト:https://mento.jp/forbiz.html

【パーソナル・コーチングサービス「mento」 】

ビジネス・キャリア・人間関係などあらゆる悩みを抱える人に向けたパーソナル・コーチングサービスです。「mento」サービスサイト: https://mento.jp/

株式会社mentoについて

「夢中をふつうにする」

情報があふれ、無数の「正解」が手に入るこの時代だからこそ、人が自分らしく夢中に生きることをふつうにしたい。 私たちは世の中を人間のこころから変えていく挑戦を進めていきます。

【会社概要】

会社名:株式会社mento(メント)

所在地:東京都渋谷区渋谷2-11-5 クロスオフィス渋谷メディオ7F

代表取締役:木村 憲仁

設立日:2018年2月

事業内容:

法人向けコーチングサービス「mento for Business」の開発・運営 https://forbiz.mento.jp/

個人向けコーチングサービス「mento」の開発・運営 https://mento.jp/

コーポレートサイト: https://mento.co.jp/

【メディア・報道関係者のお問い合わせ】

株式会社mento 広報担当

メール:info@mento.co.jp

あなたのお悩み・課題に合わせて活用方法をご案内します。
お気軽にお問い合わせください。