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挫折からのリスタート。弱みと向き合い挑んだ登用試験・海外赴任挑戦の裏側
挫折からのリスタート。弱みと向き合い挑んだ登用試験・海外赴任挑戦の裏側

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国内1万人以上、海外2.5万人の従業員がいる、パナソニック インダストリー株式会社。 

グループ創業者の松下幸之助が残した言葉「物をつくる前にまず人をつくる」にもあるように、人材を組織の中心に据えるカルチャーが根づいているといいます。 

そんな同社では、社員のキャリア自律を支援するため「キャリアアクションプログラム」(通称 CAP)を提供しています。mentoもその一環として、コーチングサービスを提供し、伴走。 

今回お話を伺った矢田亮介さんも、キャリアの壁にぶつかり悩んでいた一人でした。CAPやコーチングを通じて、矢田さん自身どのように変化し、そして何を掴んだのか。その「再挑戦」のストーリーに迫ります。

インタビュー動画はこちら

登用試験不合格が、キャリアと向き合うきっかけに

最初に、CAPを受講しようと思われたきっかけを教えてください。

矢田さん:2025年3月に、公募型異動制度「Iチャレンジ」を利用してSF等級の登用試験を受けたのですが、それに不合格になったことが直接のきっかけです。 

当時、上司からの強い推薦があり、自分自身の仕事にも手応えがあったので、登用が決まる自信がありました。そのため、正直なところ何が要因で落選したのかが理解できませんでした。 

そこで、自分の強みや弱み、キャリアを根本から見直す必要があると思い、CAPに応募したんです。CAPは年齢不問、手挙げ制という点が魅力的で、積極的に参加したいと感じました。

そのCAPではどのようなことをされたのですか?

矢田さん:研修は、キャリアについて考えるDay1の研修と、Day2のフォロー研修とで構成されています。 

Day1では自分のキャリアアンカーの確認やこれまでの振り返りをしました。また、他の事業部の同世代メンバーと、今後のなりたい姿と今後のアクションプランについて対話したことも印象的です。そこで立てたアクションを1ヶ月間「アクティビティログ」として記録し、Day2で再確認するという流れでした。

受講してみて、特に印象に残っていることは何ですか?

矢田さん:自分のキャリアアンカーが「起業家的創造性」だと再認識できたことです。高校の同級生から「いつか起業しそうだよね」と言われてきたこともあり、「起業家的創造性」が当てはまるんだろうなと感じていましたが、キャリアアンカーを確認したことで、その認識が強まりました。 

グループワークで他のメンバーと対話するなかで、たとえば拠点の工場勤務のメンバーが「本社で新しい職能にチャレンジしたい」といった話を聞き、高いモチベーションに触れたことも刺激になりましたね。 

また、悩んでいるのは自分だけではないと知り、安心できましたし、自分のキャリアに定期的に向き合う大切さを痛感しました。CAPのチームメンバーも設定した目標に向かって努力しているんだと意識することで、キャリアについて考えることや、行動を継続することにつながりました。

コーチングで「周囲を頼れず、突っ走りがちだった自分」に気づいた

CAPにおいて、 Day2受講後の選択制の社外パーソナルコース(mentoのコーチング)にも手を挙げられたのはなぜでしょうか?

矢田さん:CAPで目標設定はしましたが、まだ公募型異動制度で不合格になった本当の要因を掴めていなかったからです。自分の弱みをもっと深く認識したいと考えました。

コーチングはどのように進みましたか?

矢田さん:まず、再度「Iチャレンジ」に挑戦してSF等級に登用されること、そして海外赴任をすることをゴールに設定しました。

その過程で、自分のイヤなところやまだ言葉にできていない潜在意識とも向き合いました。

コーチとのセッションを通じて、どのような気づきがありましたか?

矢田さん:まず、自分の思考の癖に気づきました。具体的には、「自分が、自分が」と突っ走ってしまい、周囲を頼ることができていなかった、コミュニケーションが不十分だったと気づいたんです。

また、コーチから「自分の箱から出てみては?」と言ってもらったのも印象的でした。

「自分の箱から出る」とはどのようなことですか?

矢田さん:「立場が違う一人ひとりが、それぞれの「箱」の中に入っているんです。矢田さんは、自分の箱から出て『他のメンバーの箱』に入って思考することが問題解決の役に立つし、コミュニケーションを円滑にすることにつながるのではないか」というフィードバックをもらったんです。

弱みから逃げず、力を身につけて掴んだ登用試験合格・海外赴任

CAPやコーチングでの気づきを経て、どのような思考や行動の変化がありましたか?

矢田さん:まず、自分の弱みに逃げずに向き合えるようになったことです。 

また、自分を客観視する俯瞰力を身につけられたことで、仕事面では同僚とのコミュニケーション、私生活では妻とのコミュニケーションの取り方が変化しました。 

相手の立場に立つというのは難しいことです。しかし、相手も自分もそれぞれの「箱」に入っていて、円滑なコミュニケーションのためには自分自身が自分の箱から出てみるというアプローチをすることで、自分を客観的な視点で捉えつつ、相手の立場を考えられるようになったと感じます。

コーチングを通じて変化していった結果、どのような成果に繋がりましたか?

矢田さん:目標どおり、2025年10月にSF等級に登用されました。さらに、2026年4月からはアメリカへの赴任も決まっています。自分を客観視し、弱みに逃げずに向き合えるようになったことが、最も大きな変化だと感じています。

答えは自分の中にある。プロの問いかけが人生を豊かにしてくれる

目標に向かって、強みだけでなく時に弱みとも向き合いながら変化と挑戦を続けたからこその結果ですよね。最後に、御社内、ひいては世の中でキャリアと向き合っている方々へメッセージをお願いします。

矢田さん:まずパナソニック インダストリーの皆さんには、年齢関係なくCAPもコーチングも受けてみてほしいです。従来の研修のような講師から教えてもらうスタンスではなく「答えは自分の中にある」というあり方が新鮮でしたし、自らキャリアと向き合うきっかけになると考えています。

そして社内に限らず、仕事・私生活ともに順調な方も、そうでない方も、コーチングをオススメしたいです。プロの問いかけは、自分が気づいていない潜在意識や可能性を見つけるきっかけとなり、人生を豊かにしてくれるはずです。

矢田さん、熱いストーリーを語っていただき、ありがとうございました! アメリカでの新しい挑戦も応援しています!

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